一日目 蘭州 一日目

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蘭州駅前

しかし、何にしたって緊張しました。ごくごくわずかに中国語が話せるのですが、それでも「あれ」「これ」「それ」レベル。道中何か問題があったら、もうその時点で旅行は終了になります。

 

蘭州中川空港などの内陸の都市に行く直行便は無いので、北京首都空港で乗り換えます。蘭州中川空港についてから、ホテルまではタクシーで移動することにしていました。

運転手を捕まえて話すと、だいたい200元だと言い出す。事前にウェブで確認した情報だと、120元だったんだけど。メーター見て、その通りであれば、その通りで支払うことにしました。不当に深夜料金でメーターを回されるってのもあるかもしれないのですが。

ただ、そのあと、街を散策してみると、やはり10年前に中国の黒竜江省に行った時と比べて、物価がかなりあがっていたので、おそらく、その値段で相違ないのではないかと思っています。ちなみにそのタクシーでは、なぜか、知らない客とタクシーに同席することに。

途中の道は、かなり真っ暗で何も見えない。山陰を抜けて街が見えると一気に明るくなる。1時間ほどでホテルに到着。料金は201元とちょっと。ぴったり200元で良いという。というか、もうひとり別の人間載せたんやから、ある意味当然と言えば当然かな。と、そのときは思いました。

ホテルを1キロ手前にして大渋滞に巻き込まれる。タクシーをおりて歩いて行こうか、迷う。この時間でも、たくさんの女の人が公園で音楽を流して一緒に踊ってる。

ホテルについて、すぐに日本で予約した列車のチケットを受け取るために駅に向かいました。ホテルの前でタクシーを捕まえて、そして、目的地を説明するんだけど、まったく通じない。兰州站(lan zhou zhan) 蘭州駅まで、って言ってるんだけど、発音が悪すぎて通じない。

幸い事前にホテルの Google Map で周辺地図をスクリーンキャプチャしたものを保存してたので、それで駅の位置を指してやっと通じる。

ちなみにここでは、Google Map, Facebook, Twitter など様々なウェブサービスが使えません。はてなのトップページも、ホテルの WiFi からだと繋がりませんでした。ホテルから駅まで10元。

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駅に着いて、窓口を発見。もう、よくわからないし、係の人も周囲には見当たらなかったので、適当な列にならぶことに。そして、話には聞いてたけど、本当に列に割り込んでくる。窓口の人間と話してると、「おれ、ここまで行きたいんだけど〜」って言ってくる。なかなかメンタルが折れる。
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窓口が違うといって突き返され、7番と書かれた紙をわたされる。7番窓口に行けってことらしい。うーん、初日から辛い。
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ワイ、ガラスのハートですわ。ほんま。あと帰りにタクシーに乗ってホテルまでは行こうとして、運転手にいくらだって聞くと、30元だとふっかけて来た。いらん!って言ったら20元って言い直したけど、それでも高い。結局、別のタクシーを捕まえて、相乗りで10元でホテルまでは向かう。また行き先を伝えるのに、四苦八苦。

そして、その日の夕食は、どこで食っていいか分からず、結局、日本から持ってきたカロリーメイトに決定することに...。敦煌までたどり着けないかもしれない...。このときわりと素直に思いました。