リスニングで聞き取れない箇所だけを学習する方法

 
1. 課題
リスニングの学習をしていて、次のようなことになったことはないでしょうか。

ある3分ほどの教材でリスニングの学習をしていると、2分50秒は聞き取れるけど、10秒ほど聞き取れない箇所がでてくることがある(1センテンスあるいは2センテンスほど)。
 
その1センテンスあるいは2センテンスを集中的に復習できればいいのだけど、後日、その10秒のセンテンスを復習するには、再度3分のスクリプトから該当のセンテンスを探し出す必要があり、非常に手間である。
 
結局、また探し出すのは非効率なので、復習するのはその教材を聞いたときだけで、後日復習するということは無い。

 

2. 解決策
これを解決するために、次のことをしています。

音声編集ソフトを使って、聞き取れなかった箇所だけを切り取って保存

 

3. 音声編集ソフト
一番簡単なのは『Online Audio Cutter』だと思います。また『Windows ムービーメーカ』と『Audacity』は、慣れるのに時間が必要かもしれません。


表. 音声編集ソフトの一覧

OS ソフト 取得方法
Web Online Audio Cutter Webページにアクセス
Windows Windows ムービーメーカー デフォルトで付属
Mac Audacity Webからダウンロード


 

4. 必要になる操作
ソフトには色々な機能がついていますが、覚えるべき操作は次の4つだけと言うのがポイントです。

  1. 音声ファイルの取り込み
  2. 必要な所だけコピー(切り取り)
  3. 張り付け
  4. mp3ファイルへのエクスポート

 


補足1. DVDの録音
Mac の『Audacity』に限定される話になりますが、映画のスクリプトを使って学習する事もあるので、『Soundflower』 というソフトを使ってDVDの音声を取得して、それを『Audacity』にわたして編集、取得ということをしています。

下記のサイトの指示に従って設定すれば、『Audacity』の録音ボタンを押すだけで、そのときに再生されているDVDの音声を録音することができるようになり、非常に便利です。
Mac内部で鳴ってる音を録音する Soundflower, Audacity|Brain Memo ブレメモ

もし編集した音が小さかった場合は、『Soundflower』のマーク > Audio Setup > Master の値を 『1』 に設定すること。

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補足2. iknow!
それをさらに iknow! という単語学習サイトに例文と音声を登録し、復習のタイミングを調整するということをしています。