九日目 瓜州 一日目
おはようございます。嘉峪関賓館の朝食。
コックさんがこねてるのは、ラーメンの麺。ラーメンとは言っても、うどんみたいなものなんですが。
部屋からの景色。
ここから、甘粛省瓜州県に向かいます。ここは最近地名が変更されました。シルクロードを世界遺産登録するにあたり、安西では響きが悪いので、瓜州にしたのでしょう。ちなみに倭の五王は宋に朝貢をして、「安東」将軍倭国王の称号を得ています。名前の通り瓜、スイカがおいしかったです。
瓜州の名は『漢書・地理志』に見られ「古の瓜州の地は美しき瓜が生う」と記載。
瓜州県 - Wikipedia
唐朝は瓜州をここの地名として正式使用した。
清朝康熙末年のツェワン=アラプタンの叛乱平定後、瓜州は安西県と改称された。
2006年2月25日に安西県は瓜州県と改名された。
チャーターした車で移動します。もっとやすく抑えられたのに、、、。
瓜州賓館です。結構きれい。だいたい1泊6,000円ほど。
市街地。ひとどおりは少ない。
この街にもサムスンが。行く街、行く街で「韓国人？」みたいなことを聞かれます。やっぱり、中国人にとって存在感は韓国のほうが大きいのでしょう。
瓜集市場
喫茶店とおぼしき店。
ちょっと一服。ここで iPad でブログ書いてたら、小学生にガラス越しに声をかけられた。何を言ってるかはわからなかった。わかるようになれたらええなぁ。
瓜州博物館。ガイドブックで見た時は、甘粛銀行はなかったのですが、改装されたようです。経済成長率5%越えは伊達ではありません。来る時に、日産などの車の販売店が、たくさん軒を連ねている通りがあって不思議に思ったのですが、瓜州新区という新しい住宅地も建設しているらしく、ここも日々発展している様子です。10年ほど前に黒竜江省にいったときは、400円払えば、おいしいものが、お腹いっぱい食べれて、日本に帰ってきたらお昼ご飯の400円を払いづらくなるくらいだったのですが、いまでは400円はらっても、昔のようには行きませんでした。
中にはいるとすごく綺麗なお姉さんがいて、パスポートを見せて中に。ずーっと後ろで仕事ではないであろう話を電話でしてたけど、このひと、他に何の仕事してるんだろう。貴族やな。ワイも、ああいう仕事がしたいなぁ。無料なので、もし時間があれば見てもいいと思います。なければ見る必要は、ないかなという気がします。ただ、中国は、どんなに小さい博物館でも400,500年前のものはざらで、1000年以上前のものも、よく陳列されてるので、おもしろくはありました。
瓜州賓館のレストランの料理。
夕飯を食べ終えて、また散策にでると近くの広場で、ダンスを踊るひとは当然いたのですが、馬頭琴を弾いている人たちを発見しました。別に上手という訳ではないのですが、１時間ほど聞いていました。馬頭琴は、騎馬系民族の楽器なので、長城第一墩を超えてきたんだなぁという、そういうい思いにさせてくれました。草原ではないので、正直、本当にそういう風習であるかどうかは謎ですが、いままでで一番のサプライズだったような気がします。
夜は至る所がライトアップされます。
