アニ街コンに行ってきた感想
5/18(日)に秋葉原で実施された「アニ街コン実行委員会」が主催した「第1回アニ街コン」の感想です。
◯ 総評
面白かったかな。ちなみにワイは、前回1回だけ主催者がかなり適当な、街コンに参加してます。それと比較したら、面白かなというところです。
◯ 男女比
ほぼちゃんと1対1。自由参加の2次会は、男の人数がかなり多い。女の子3、男7くらいかな。参加人数は、女子98人、男子100人でした。運営の話では、当日、1組(2人)女の子が欠席してしまっただけとのこと。この女の子の集まりの良さは、ポスターの可愛さに依るところが、実は結構大きいんじゃないかなぁと、個人的に見ています。
席替えとかもあって、1次会だけで4組と話せたかな。ただ、最後の30分前ほどから、女の子が帰ってしまい、男だけになる組もちらほら。その店には、11テーブルあって2テーブルくらい男だけだったかな。最後の30分は辛かったなぁ。何が、いけなかったんだろう(遠い目)。開始前は「ニコ生で配信しようぜ!」とか言ってたけど、しなくて良かったわ(真顔)。
最後の45分前には店舗移動できなくなる、つまり帰れないことになっていたで、何組かの女の子が、途中で飽きちゃって1時間そこらで帰ってしまったことになります。この男子陣の最後まで守りきれない俺達率の高さ。計算すると、失点2組÷11組で防御率0.18と言ったところでしょうか。ワイも前日、ちゃんと会話の練習したんやけどなぁ。 CLANNAD で。だって、CLANNADは、CLANNADは人生...やろ?
それでも、運営主催の2次会でちゃったけどね。ただし、人数比的にかなり厳しくて、2次会は、ほとんど女の子とは話せなかったかな。3次会は、スタバで友達と反省会でした。もう居酒屋ですら無いと言う。うちら女子力たかいなぁ。
◯ 当日の流れ
13:40 受付、自己紹介カード記入
14:00 注意事項を説明ののちスタート
14:30 1回目の席替え&連絡先交換タイム店内
14:50 2回目の席替え&連絡先交換タイム店内
15:10 店舗間の移動解禁
16:15 店舗間移動終了(←これより前に女の子が帰っていたことになります。なんという俺達!)
16:30 ドリンクラストオーダー(←このあたりからワイ氏、まさかの孤立。)
17:00 アニ街コン終了(←ワイ氏、ほぼ心肺停止。)
17:30 運営主催二次会(←そこには絶望と戦うワイ氏の勇姿が。)
お申込み-当日の流れ
◯ お店
5店舗で、そこそこどれもシャレ乙なお店だった。すべて着席式。お店と人数の初期配置は、次の通り。事前に配信されたメールから算出しています。
表. お店と人数の初期配置(単位は組です)
店舗名 | 女1名 | 女2名 | 男1名 | 男2名 |
---|---|---|---|---|
沖縄料理 いちゃりばえん |
0 | 7 | 0 | 7 |
チーズフォンデュ ガーデンファーム |
0 | 12 | 0 | 12 |
バル&ダイニング GOHAN |
22 | 2 | 26 | 0 |
ダーツバー ダーツ UP |
6 | 8 | 22 | 0 |
ワインダイニング Laffine |
0 | 7 | 6 | 4 |
合計 | 28 | 36 | 54 | 23 |
1人で来てた人は、最初に同じ席になった同性の人とペアーッ!になって、基本的には、そのあとの店舗の移動などの行動も共にするというルールになってました。コミュ障のワイには、これは、かなりハードルが高い...。
あと、ちなみにワイが前回行った酷い街コンは、開催店舗が2店舗しかなく、お店もひどかったです。2店舗中1中店舗は、とても狭く謎の立食形式でした。しかも、男女比もかなり男が多かった気がします。
上の表を見ると、ここの主催者は、どちらかと言えば良心的だと言えるでしょう。最近は、業者が乱立してひどいところが多いと聞くので、街コンの主催者は、上記のような過去の開催実績を開示してほしいですね。その運営が、良心的かどうか、だいたい一目でわかるしね。
◯ ドリンク
種類がたくさんあって、個人的にはよかったかな。アマレットジンジャーとかシャレ乙なのもあったし。前回行った酷い街コンと比較しての話だけど。
◯ 食い物
まあ、おつまみですね。ポテトと唐揚げと簡単なサラダをバイキング形式でみたいな。そのお店の、おいしい物が食べれることを期待してはいけない。
◯ 来ていた女の子
当然と言えば、当然ですが、アニメ好きな人が、ほとんど。友達につれてこられたってアニメをあまり見ない人もいたけど、けっこう少数。4組話して、1人いたくらい。オタク目線では、基本、みんなかわいかったなぁ。オタクオタクしてるような人は、20、30組見て2組いたかいないかくらいかな。
◯ 来ていた女の子が挙げる好きなアニメ
つぎの ① + ② のセットような感じでした。自分が話した4組の人は、2人のうち1人は、この範疇にはいっていたような気がします。あー、運営が回収してた自己紹介カードを見たいなぁ。
① 「今期やっている」女の子受けがいいアニメから1作
(弱虫ペダルまたは黒子のバスケ)
②大量に可愛い女の子がでるアニメから1作
(艦これ、アイマス、ストウィチなど)
① だけ目星をつけて、当日までに簡単にあらすじだけぱっと見しておくと、すこしは話にくらいつきやすくなるのかな。「今期、何見てる?」っていう話題の振り方も、相手次第ではいいのではないでしょうか。② は、出題範囲が広すぎるので捨てますか。
あと結構、女の子の方は、話題を合わせてくれてたのかなとも感じます。理由は、2つあります。1つめの理由は、女の子があげるアニメが基本男向けであること。いちおう「弱虫ペダル」と「黒子のバスケ」は、両方とも少年誌掲載です。
2つめの理由は、純粋な少女漫画について、なぜかほとんど話題にあがらなかったこと。うちらが話題を振らなかったのが行けなかったかな。
やっぱり、見てるアニメが多い人間としての幅が広い人ほど、無双ができるのかと。ガンダムのようなSFだけに守備範囲が限定されてるワイには辛かったわ。友達が、結構、艦これ、アイマスとかをカバーしてたから助かったものの。
一人だったら、危うく完全に「ガルマ散る」状態だったお(^ω^)こんな一部のひとにしかわからない表現を嬉々として使ってしまうあたり、ワイの人間としての幅は、、、「あっ・・・(察し)」っすね。
◯ 会話の話題
基本好きなアニメについて。会話の流れは、つぎの①、②に限定されるかな。
① 相手の知らないアニメについて話す。
② 自分の知らないアニメについて聞く。
お互い初対面でアニメの話しかしないし、男女で好きなアニメは違うから、必然的にそうなるかな。もちろん、知ってるアニメの量などによって、大きく異なると思いますが、何しろ、ワイのポケットは...あっ(察し)。
①、② の会話の流れだけ友達と話す形で重点的に練習できれば強いかな。とりあえず、ワイはいつもの友達と話すときに、お互い知らないアニメについて話すように 0.5% くらい意識するかな。Step1. 最初に女の子が知らないアニメを面白く紹介して話しやすい雰囲気を作って、Step2. うちらが知らないアニメの話を女の子から心地よく引き出せたら理想っすね。
あと、不思議とアニメ以外の話はあまりしなかなったかな。例えば「○×ちゃん、お兄ちゃんいるだ。○×ちゃん、そっかぁ妹なんだ、妹、いもうと、うへ、うへうへへへへへへへ」「お巡りさんこの人です!」みたいな家族の話とかは、あまりというかほとんど無かったな。
ほかにも、アニメ関係以外の趣味の話、例えば、胸からぶら下げるプロフィールカードに登山とか(最近はやりの精神的エキストリームスポーツぼっち登山です)、そんなことを僕は書いてたんですけど、誰も触れてきませんでしたね。あのイベントで趣味は登山とか書いてしまった自分もどうかとは思いますが(死)。女の子の趣味は、コスプレなどのアニメ関係の趣味+ショッピング、読書などの普通の趣味が記載されてたような気がします。
◯ 来ていた男
なんせ、途中で女の子帰っちゃうんですよ。イケメンを期待してしまった女子諸君、推して知るべし(`・ω・´)m9ビシっ でも、やっぱりこういうところに来る人なので、みんな明るいオタクでしたね。もちろん、暗めでぷっくりしたオタクオタクしてる人もいたけど、20、30組見て2組+ワイらがいたくらいかな。「僕らがいた」みたいな。でも、意外にも、その人たちも楽しそうにしてたかな。女の子は、やさしいですね。ワイにもやさしかったなぁ (遠い目)
全体的に、みんな生き生きしてたと思います。ひとり、異様にかっこいいテーラージャケットを着たイケメンが来てて、「絶対アニメ好きやないやろ」って突っ込みたかったけど。でも女の子は楽しそうに話してたし、いいんじゃないかな。その子、ワイらと話してた時はつまらなそうだったなぁ。ほんま、大正義イケメンやな。ワイ、、、生きてて、ごめんな (´;ω;`)ブワッ
◯ 来ていた男が挙げる好きなアニメ
自己紹介のとき...
ワイの相方「好きなキャラは、化物語の八九寺真宵ちゃんです(`・ω・´)キリッ」
ワイ「(キリッ、じゃねえだろ、やべえよ、小学生かよ、どんだけぶっ込んでんだよ!!!面白いよ、めちゃくちゃ面白いけど、それはヤバいよ!!)」
女の子「えー、私も真宵ちゃん大好き!!」
ワイ「(驚愕)!!!!」
いや、本当に驚愕しました。4組中、2組が非常に好反応、2組が普通の反応でした。最近、こういうのって受け入れられてるんですね。冷静に考えてみるとワイの相方、4組中4組にぶっ込んでいったんですね。でも、本当に普通に受け入れられてたんで、全然と言うか、まったく問題無いと思います。
後日...単純所持禁止の法令が可決しそうなのを見たワイ氏は、手元にある写真集を古本屋に売りに行ったところ、バイトの女の子からゴミを見るような目で(ありがとうございます!)見られました(我々の業界ではご褒美です!)。小学生は良いのに、JKはダメというのは、一体これはどういうことなのか。
◯ 途中で帰ってしまう女の子について
正直、途中で帰ってしまうことに対しては何かしら運営さんが対策を打つことが期待されるのかな。やはり、俺達率0.18は地味に高い気がします。どうせ俺達のほうが集まり早いんだから、事前に Skype で面接をしたらええと思うんよね。
俺達には、おもに課題が2つ与えられます。1つめは、まず90秒間自分の好きなアニメについて話してもらい。90秒経ったら、そのまま2つめの課題がはじまって、今度はその自分が作った雰囲気の中で90秒間に面接官の女の子から好きなアニメの話を引き出して貰います。上で書いた通り、当日の話の流れなんて、だいたいこれと同じですからね。
終了後、面接官である女の子2人が、それぞれ完全主観による5段階評価を実施して、その平均を成績にします。ちなみにこの試験形式は、TOEFL iBT のスピーキングテストのやり方を真似しています。
5段階評価
5. 悪くないわね
4. あれ?ワイ君いたの!?
3. ワイ君、、、空気、汚れるから^^
2. (威圧)
1. SATSUGAIせよ!
この面接で発生するコストは、実施には4万円程度といったところでしょうか。俺達の倍率2倍、1人あたりなんだかんだで12分かかる、女の子時給1000円と仮定しての話ですが。
この面接で発生するコスト
=1人あたりの時間×人数×女の子の時給
=0.2[時間/人] × 200[人] × 1,000[円]
=40,000[円]
もし、集まった女の子の人数が少なかったら、この面接で男の人数を切って男女比1対1にしてくれたら嬉しいかな。女の子と話せない街コンなんて行く意味無いですからね。面接方式は、女の子だけじゃなくて俺達にとっても、少しは満足度が上げられる方法であるような気がします。
あと女の子的にも、いちおう選ばれたひとを相手にするって意味で、プライドが許すような面もでてくるのではないでしょうか。こういう感じで選抜された連中なら相手してもいいかな、みたいな。参加する男は無条件、誰でもいいみたいな形式の街コンは、女の子としては、参加したいと思っても、気持ち的に障害になってるんじゃないかなとも思うわけです。と、童貞が申しております。
ということで、試してみても面白いんじゃないでしょうか。業者が乱立化してるから、他の街コンとの差別化も、図らないといけないだろうし。でも、ここの街コンは、よく差別化できてる気がする。街コンというよりも、コミュニティ化しそうやからな。とりあえず、ワイが前回参加した男女比が6:4くらいの街コンを開催した業者、名前ごと、晒してやるからな。
◯ アニ街コンのあと、懲りずに別の街コンに行ったときの話
まさかの男女比3対1 ブワッ(´;ω;`) どういう趣旨の会なのかわかりませんでした。
業者さんが乱立して、街コンの大事なポイントである「男女比」と「お店の選定」を気にしないところが本当に多いみたいです。自分も3回街コンに参加しましたが、1対1を守ったのは、アニ街コンだけですからね。良い悪いは別にして、3対1でも開催する業者さんにも遭遇してしまいました。
これから街コンに参加したいなと思っている方は、「男女比」と「お店の選定」という2つの視点から、事前に調べてみることを、本当に強くおすすめするお(´・ω・`)
調べ方のひとつめとしては、直近の感想かな。
調べ方のふたつめとしては、どれほどの間隔で開催しているかをみるのも良いと思います。例えば、アニ街コンの場合、第1回は5月、第2回は7月と2ヶ月間を置いています。それでも男女比を揃えるのに、四苦八苦するようです。
それに対して、上記の業者は、月2回のペースで開催していました(Web魚拓)。これでひとが集まってたとしたら、すごいですね。尊敬します。きっと有能なんでしょう。
調べ方のみっつめとしては、男女比率に、どれほど差がでたら中止にするのか、などを事前にメールで聞いてみるのも、ひとつの手かと思います。嘘をつかれたら、証拠の写真を取って、ウェブで公開してあげましょう。
主催者には「街コン」「ボランティア」と称して、ひとにただで働いてもらおうと思ってる人が集まってますからね。そこで発生した金銭的利益を、その主催者は貰うのに、働いた人はボランティアだから貰えないというのは、どう考えてもおかしいです。
これは明らかに赤い羽の募金などのボランティア活動とは違います。主催者に言いたいのは、だったら「やれよ、お前も、ボランティアで。」っていう話です。だから、その手の人たちの言葉を鵜呑みにするのは気をつけておく必要があるかなと思います。
◯ ボランティアで手伝ってはいけないと思う理由。
自分で主催したほうが儲かるからです。飲み会のセッティングだけで1回50万円近く儲かるんやもんなぁ。そりゃ業者も乱立するわな。アニメ好き向けの街コンも、ほかにもいくつかあるしね。下記の記事を読む限りは、やはり実際に儲かるみたいだしね。「彼氏いるの?」って聞かれて「いません」って答えてるうちは彼氏できませんよね
大学生のうちに、こういうの自分でやればいいのにって思うよ。最初スタッフで働いて、仕事覚えて、そのあと自分で企画してやるみたいな感じで。参入障壁が尋常なく低いので、業者がかなり乱立してしまっていて、本業にすると社会的に抹殺される可能性はありますが。副業としては、おいしいのではないでしょうか。こんな社畜を抜け出すきっかけは、他には、ないと思うんよね。
- 仕事が難しくない(大学生でもできる)
- 盛大に失敗しても対しても痛くない(社会人になったら、特に営業職の人は、飲み会で来ない人の分の自腹切ることがよくあるって言ってたから、そう考えたらそんなに高くは無いやろ (^ω^) ニッコリ
うちの会社だと下手をすると仕事の片手間に30人、40人くらいの飲み会の準備をさせられますからね。かたや50万円儲け、かたやサービス残業というのを比較をしてしまうと、うちらの社畜感半端ないっすね(笑)
社会人になると、あまりそのことにも疑問に感じなくなるからね。時間がないとは言え、街コンを自分でやってみたらという発想さえ起こらない。しかし、「精神的脱社畜」とは、よく言ったものです。
繰り返しになりますが、ボランティア(精神的社畜)するくらいだったら、自分でやったほうがお得だと思うのです。たしかに街コンスタッフは、魅力的だというのは理解しますが、アルバイトなのにボランティアだから無料というのがおかしいと思わないと言うことは、つまり、このあたりの損得勘定に疎いということは、将来的に別のことで、気がついたら他人に良いように利用されてしまう可能性を示唆しているからです。